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参拝の仕方、様々な作法

正しい拝礼の仕方

神社に参拝するときは、まず衣服を整え手水舎(てみずや)で手や口を清め、心身ともに清潔な気持ちで神前に進みます。

軽く拝礼(おじぎ)をし、次に二拝(深く二度おじぎ)する。
次に二拍手、次に一拝(深くおじぎをする)軽くおじぎして退きます。

玉串奉奠の際は【玉串のあげ方】の要領で玉串を捧げてから拝礼をする。

手水の作法

1. 右手に柄杓を持ち、左手に水をかけます。
2. 柄杓を左手に持ちかえ、右手に水をかけます。
3. 再び右手に柄杓を持ち、左の手のひらに水をとり口をすすぎます。
 (この時、柄杓に口を直接つけない)
4. 最後に柄杓を立て次の人の為に柄を洗い流し、もとあった位置に伏せておきます。

玉串のあげ方

1. 右手が榊(さかき)の根元を持つように受け左手を添える
2. 神前の案(台)の前に進む
3. 右手で榊の根元を手前に引き祈念(きねん)【お願いごとや感謝の気持ちをこめること】する
4. 榊を「の」の字なりに廻しながら、
5. 榊の根元を神前に向け案の上に捧げる
6. 次に二拝、二拍手一拝

家庭のおまつり

神棚のおまつりは私たち先祖の神様を祀(まつ)る美風として日本民族古来の伝統であり、家庭生活における最も大切な神事であります。茶の間、居間など、家の清浄な処原則として南向き又は東向きに設けます。神宮大麻(じんぐうたいま)【大神宮さま】を真ん中に雪ヶ谷八幡神社を向かって右、その他信仰する神社の神札を左に毎年新しくお受けしておまつりします。毎年12月になると各家庭に、御家庭の守護、魂のよりどころとなる、大神宮様、雪ヶ谷八幡神社神札、寵(かまど)三柱神の御札を神社からお頌(わか)ちします。尚「神札」「御守」はいつでも神社社務所でお受けになれます。

お供え物と器、供え方など

神様にお供えするものを神饌(しんせん)といいます。神饌は毎日お供えするのが原則です。
毎日お供えするものは、お米(米・御飯)・塩・水の3品です。少しずつ白い小皿に盛り、水は水器(すいき)に入れて供えます。神具店、瀬戸物屋さんで、専用のものを手に入れるとよいでしょう。お供えは、そのまま棚の上に供えてもよいのですが、正式には三方(さんぽう)や折敷(おしき)に乗せます。 

お正月や、毎月1日・15日あるいは家族の記念日などにはいつもよりたくさんの、供えものをした方がよいでしょう。季節のものや、その折々の御馳走なども、ぜひお供えしたいものです。そうした折の神饌の準備ですが、米・酒・塩・水の基本的なもののほかに、海川山野(うみかわやまの)の種々なものを用意いたします。
お供えの順は、米・酒・魚・野菜・果物・塩・水とし、神座の順と同様に、中央からむかって右、次に左と、順々に並べてください。
せまい神棚では合せ盛りにして供えても、結構です。おさがりは、家族みんなで少しずついただいたらよいでしょう。

みたまに「おまいり」する作法

二拝・二拍手・一拝の作法は変わりませんが、ご葬儀から五十日祭が終る迄の期間は音を立てずに拍手(かしわで)【忍び手】を行ないます。

埋葬について

埋葬は、できる限り五十日祭迄遅くとも百日祭迄に済ませる事がよいでしょう。

服喪

一般には、五十日祭をもって忌明けとされます。
同居家族及び肉親………一年間(亡くなられた日より)
但し、神社への参拝は五十日の服喪期間が忌明けとされます。

祖霊社に合祀すること

五十日祭、百日祭、又は一年祭終了後に清祓を行い、その後で仮霊舎の霊璽を祖霊舎にお納めする。以後、御霊祭を、心を込めて奉仕し感謝の誠を捧げます。

祖霊社とその位置

家庭内におまつりする祖先代々の霊舎(ミタマヤ)は神棚より少し下げて別に設け、祀る事がよいでしょう。

お供えの表書き

玉串料 又は ご霊前

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